キャッシュレス決済の基礎知識からメリット・使い分けまで徹底ガイド
目次
キャッシュレス決済とは?
キャッシュレス決済の種類やメリットを確認する前に、ここではまずキャッシュレス決済とはどういったものなのか基本を学びます。
- 現金を使わずにお金を払うこと
- コロナ禍で需要増!進むキャッシュレス化
現金を使わずにお金を払うこと
キャッシュレス決済とは、現金以外の方法でお支払いすることです。代表格ともいえるクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードをはじめ、近年は流通系・交通系の電子マネーやQRコード・バーコード決済の普及も進んでいます。
キャッシュレス決済にはさまざまな種類がありますが、いずれも会計時に紙幣や小銭を必要とせず、スムーズかつスピーディーなお支払いが可能です。
コロナ禍で需要増!進むキャッシュレス化
かつて、日本のキャッシュレス比率は世界主要国と比較すると低い水準でした。しかし、2018年ごろから経済産業省が「キャッシュレス・ビジョン」をとりまとめて以降、キャッシュレス・ポイント還元事業などの施策を実施することで、キャッシュレス決済の普及が加速するようになりました。
さらに新型コロナウイルス感染症の影響で人々の生活様式が大きく変化し、ネットショッピングの需要や非接触ニーズが高まったことも、キャッシュレス決済の普及に影響を与えています。
キャッシュレス決済|支払方式は3種類
キャッシュレス決済の支払方式には「前払い」「即時払い」「後払い」の3種類があります。それぞれの特徴について確認してみましょう。
- 前払い:事前に利用金額分の入金(チャージ)が必要
決済手段の例……デビットカード、デビット型電子マネー
- 即時払い:銀行口座から即時に引き落とし
決済手段の例……デビットカード、デビット型電子マネー
- 後払い:後から支払う(ポストペイ)
決済手段の例……クレジットカード、ポストペイ型電子マネー
QRコード・バーコード決済は紐付ける支払方法によって、上記3種類のいずれかに該当します。
キャッシュレス決済|主な決済手段を比較
ここまで学んだように、キャッシュレス決済には複数の種類があります。決済手段によって支払方式や使い方が異なるため、それぞれの特徴や違いを確認しておくことが大切です。ここでは、多くの方に利用されている主なキャッシュレス決済を4種類紹介します。
- カード(クレジット・デビット・プリペイド)
- 電子マネー
- QRコード・バーコード決済
- BNPL
カード(クレジット・デビット・プリペイド)
クレジットカードは、1ヶ月分等の利用金額をまとめて支払う後払いタイプのキャッシュレス決済です。カードの発行には審査が必要ですが、利用可能な限度額が比較的高く対応店舗も多いことから、幅広いシーンで活躍します。
デビットカードは、支払いと同時に紐づけている銀行口座から代金が引き落とされる、即時払いタイプのカードです。銀行口座の残高が不足しているときは使用できませんが、使いすぎを防ぎやすいというメリットがあります。
プリペイドカードは、事前に利用金額を入金(チャージ)して使う前払いタイプのカードです。大きく「使い切りタイプ」と「チャージタイプ」の2種類に分かれています。クレジットカードを持っていない中学生や高校生も利用可能な場合があります。
電子マネー
電子マネーとは、専用の読み取り端末にICカードやNFC対応スマホをかざして決済できるサービスのことです。暗証番号の入力やサインが不要で、スピーディーに決済できるのが魅力といえるでしょう。
電子マネーには、交通系と呼ばれるSuicaやPASMO、流通系と呼ばれるnanacoやWAON、さらにiDやQUICPayTM(クイックペイ)などがあります。支払方式は「プリペイドタイプ」「デビットタイプ」「ポストペイタイプ」の3タイプにわけられます。
QRコード・バーコード決済
QRコード・バーコード決済には、お店側が用意したQRコードを利用者がスマホで読み取る「ユーザースキャン」タイプと、利用者のスマホに表示されるQRコードやバーコードをお店側が読み取る「ストアスキャン」タイプがあります。
QRコード・バーコード決済は手持ちのスマホだけでかんたんにお支払いできるため、財布を持ち歩く必要がありません。PayPayやLINE Pay、楽天ペイなど多くのサービスがあり、利用できるお店も増えています。
BNPL
BNPLとは「Buy Now, Pay Later(いま買って、あとで支払う)」の略で、後払いタイプの決済手段を指します。ネットショッピングや実店舗での決済に用いられており、コンビニ払いや銀行振込などであとから代金をまとめてお支払いします。
利用前に審査があるものの、氏名・生年月日・メールアドレス・携帯電話番号などを入力するだけの気軽さもメリットです。そのような背景もあって、若い世代を中心に利用者が広がっています。
キャッシュレス決済|おすすめの理由やメリット
キャッシュレス決済には、現金払いにはないメリットがたくさんあります。ここではメリットを5つ紹介しますので、これからキャッシュレス生活を始めようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
- 現金を準備する必要がない
- お支払いがスムーズになる
- ポイント還元でお得に
- 支出管理が楽になる
- 非接触だから感染症対策にも
現金を準備する必要がない
キャッシュレス決済なら現金の持ち合わせがないときも買い物ができるため、欲しいものを買い逃すことや、諦める必要がありません。
銀行やコンビニATMに出向いて現金を引き出す手間が省けること、引き出す際の手数料をカットできることもメリットです。
お支払いがスムーズになる
キャッシュレス決済は、カードやスマホをかざすだけで精算を済ませられるので、財布から小銭を探したり数えたりする手間がかかりません。
サッと決済できるため、スマートにお支払いを済ませたいときや、急いでいるとき、子どもを連れているとき、たくさんの荷物を持っているときなどに便利です。
ポイント還元でお得に
キャッシュレス決済によっては、決済金額に対してポイント還元を受けられるものがあります。お買い物をするとポイントが貯まるため、同じ金額を支払うなら現金よりもキャッシュレス決済のほうがお得なこともあります。
各カード会社やキャッシュレス事業者のキャンペーンをこまめにチェックしておくと、より賢くお得に生活できるでしょう。
支出管理が楽になる
現金の支出を管理する際は、レシートを残しておいて家計簿をつけるなど面倒なこともあります。キャッシュレス決済ならWEBサイトやアプリから利用履歴をまとめて確認できるため、支出管理もかんたんです。
何にどれだけ使ったのかお金の動きをひと目でチェックできるため、無駄遣い防止にも役立ちます。
非接触だから感染症対策にも
現金に触れずにお支払いができるキャッシュレス決済は、感染症対策の観点からもメリットがあります。現金のやり取りがなくなることで、利用者とレジスタッフの接触が少なくなり、感染リスクを減らすことにつながるでしょう。
決済端末にカードを挿したりスマホをかざしたりするだけでお支払いが完了するため、対面する時間も短縮できます。おつりの確認などの手間もかからず、スピーディーかつ安全な決済が可能です。
キャッシュレス決済|注意点やデメリット
キャッシュレス決済にはメリットが多い反面、注意しておきたい点もあります。初心者でも安心してキャッシュレス決済が利用できるように、ここでは注意点やデメリットとなるポイントを4つまとめました。
- 便利だからこそ使いすぎに注意
- 加盟店以外では決済できない
- セキュリティ面に不安を感じる人もいる
- 災害時には使えなくなる場合も
便利だからこそ使いすぎに注意
キャッシュレス決済では現金不要でお支払いが完了するため、お金を使った感覚が薄れ、使いすぎてしまうケースもあります。クレジットカードは高額の買い物をするときに便利ですが、高額利用へのハードルが下がってしまい、出費が増える可能性もあるので注意が必要です。
前払いタイプのプリペイドカードやその都度入金(チャージ)する電子マネー、QRコード・バーコード決済であれば、あらかじめ利用上限額を自分で決められるため、使いすぎを防止にも役立ちます。
加盟店以外では決済できない
キャッシュレス決済は各決済サービスの加盟店でのみ利用できるもので、どのお店でも使えるわけではありません。
カードブランドや決済手段によっては、使えるお店が少ない場合もあります。快適にキャッシュレス生活を楽しみたいなら、使えるお店の多いカードブランドや決済手段を選ぶことが大切です。
セキュリティ面に不安を感じる人もいる
カードやスマホの紛失・盗難が起き、情報が漏えいした場合、不正利用されてしまうリスクがあります。特にクレジットカードのように利用限度額が大きいものは、被害が高額になってしまうことを心配する方もいるでしょう。
キャッシュレス決済を安心して利用するには、なりすましなどの不正利用を防ぐための本人認証サービスやカードロック機能などがついた安全性の高いものを選ぶことが大事です。
災害時には使えなくなる場合も
キャッシュレス決済は、災害時に停電や通信障害が起きると、使用できなくなる可能性があります。
自家発電などで決済端末が可動している場合や通信環境、利用者のスマホ端末の電池残量によっては、停電時でも問題なく使用できることがあるでしょう。ただし、万が一を考えると、現金もいくらか持ち合わせておくのが安心です。
キャッシュレス決済は使い分けが賢い!
キャッシュレス決済は種類が多いため、使う場面や目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。
高額なお買い物をするときは利用限度額が高いクレジットカード、急いでいて素早くお支払いしたいときには、かざすだけで使える電子マネーを使用するのもおすすめです。QRコード・バーコード決済やQUICPayなどのスマホ決済を使えるようにしておくと、鞄や財布を持たず身軽に行動したいときに便利です。
また、使いすぎが心配な方には、前払いタイプのプリペイドカードが適しています。ライフスタイルや利用シーンに応じて、キャッシュレス決済を使い分けましょう。
「Kyash」でキャッシュレス生活を安心・便利・快適に
かんたんに始められて、安心して使えるキャッシュレス決済を探している方には、Visaプリペイドカードを発行できるアプリのKyashがおすすめです。Kyashには「Kyash Card」 「Kyash Card Lite」「Kyash Card Virtual」の3種類のカードがあり、好みに合わせて選択できます。ここでは、Kyashの魅力を詳しく見ていきましょう。
- バーチャルカードは最短1分で発行可能!
- リアルカードを発行すれば街のお店でも使える
- 上限設定で使いすぎる心配なし!設定もかんたん
- カードを落としたらすぐにロックで安心
バーチャルカードは最短1分で発行可能!
Kyashアプリをダウンロードし、メールアドレスや携帯電話番号を登録するだけでバーチャルカードの「Kyash Card Virtual」がスマホに発行されます。最短1分で発行できるため、入金(チャージ)をすればすぐに利用可能です。年齢条件もないため、未成年の方も作成できます。
「Kyash Card Virtual」が対応するのは、オンライン決済やQUICPayでのスマホ決済です。スマホひとつでお支払いが完了するため、シームレスで快適なキャッシュレス生活を楽しめます。
詳しくはこちらから(参考: 『選べるカードタイプ』)
リアルカードを発行すれば街のお店でも使える
プラスチック製のカード「Kyash Card」 または「Kyash Card Lite」を発行すれば、街のVisa加盟店での決済も可能になります。Kyash Visaカードは加盟店数の多いVisaブランドのプリペイドカードなので「使えるお店が少ないかも?」といった心配はいりません。
「Kyash Card Lite」は本人確認不要で、誰でもかんたんに申し込めます。「Kyash Card」の発行には本人確認が必要ですが、海外での実店舗決済に対応しているため、海外旅行や出張、留学の際にも利用可能です。Visaのタッチ決済にも対応しており、よりスムーズなお支払いが実現します。
詳しくはこちらから(参考: 『選べるカードタイプ』)
上限設定で使いすぎる心配なし!設定もかんたん
Kyashアプリでは、Kyash Visa カードの利用上限額を「1回・24時間あたり」「1ヶ月あたり」と細かく設定できます。使いすぎが心配な方、計画的に利用したい方には安心の機能です。
Kyashアプリはシンプルなデザインで直感的に操作しやすく、誰でもかんたんに設定できます。キャッシュレス決済が初めての方も、安心して利用できるでしょう。
(※利用上限額は、カードの種類や本人確認完了の有無で異なります)
カードを落としたらすぐにロックで安心
Kyashアプリには、カードロック機能が付いています。万が一カードの紛失・盗難が起きたときには、Kyashアプリからすぐに一時的な利用停止の対処ができます。
また、カードロックの解除もKyashアプリからかんたんに操作できます。Kyashなら、スマホひとつで迅速に不正利用の対策ができて安心です。
まとめ
キャッシュレス決済には、スムーズなお支払いができるほかにも、ポイントを貯められる、感染症対策になるなど、さまざまなメリットがあります。たくさん種類があるため、それぞれの特徴や違いを理解して、自分に合ったキャッシュレス決済を選ぶことが大切です。
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