キャッシュレス決済のメリット・デメリットを紹介|人気の決済手段も
目次
キャッシュレス決済とは?
国内では普及率が低かったキャッシュレス決済ですが、近年では決済時に利用する比率は向上している傾向があります。ここでは、キャッシュレス決済がどのようなものかをご紹介しますので参考にしてください。
- キャッシュレス決済の基本
- 国内のキャッシュレス決済事情
キャッシュレス決済の基本
キャッシュレス決済は、現金を使わない決済のことをいいます。大きくわけて、カードで決済するキャッシュレス決済とカードや銀行口座をアプリに登録して利用するスマホ決済があります。
カード決済の代表的なものは、クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードです。
カード決済については、以下のようなタイミングになります。
- 前払い(プリペイド):あらかじめ現金をチャージして使用する
- 後払い (クレジットカード):後日利用金額を請求される
- 即時払い(銀行のデビットカード):支払いと同時に銀行口座から引き落とされる
一方スマホ決済についてはQR・コードやバーコード決済と、非接触型(NFC)決済がありますが、「決済するタイミング」でこの「前払い」「後払い」「即時払い」のどれかになります。スマホアプリによって、以下のようなイメージになります。
・前払い
アプリにあらかじめ残高をチャージして、その範囲で決済するプリペイドタイプ。アプリに登録したクレジットカードやデビットカード、銀行口座からの入金が可能
・後払い
スマホ決済すると登録されたクレジットカードで決済される。クレジットカードの利用として請求されるため、後払いとなる
・即時払い
銀行デビットカードを入金方法として登録していると、スマホ決済額がすぐに銀行口座から引き落とされる
国内のキャッシュレス決済事情
日本国内のキャッシュレス状況は、主要国と比較すると低い水準でした。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いネットショッピングの需要や非接触ニーズが高まり、キャッシュレス決済を利用する人の割合が増加しています。
キャッシュレス決済の割合は、2021年では32.5%です。2025年までにキャッシュレス比率を40%程度、将来的には世界最高水準の80%まで引き上げることを目指しています。
(参考:経済産業省『2021年のキャッシュレス決済比率を算出しました』)
キャッシュレス決済の5つのメリット
ネットショッピングの需要拡大などを受けて普及が加速したキャッシュレス決済ですが、浸透している理由はほかにもたくさん挙げられます。キャッシュレス決済のメリットを確認することで、なぜ支持されるのかがわかるでしょう。ここでは、5つのメリットを紹介します。
- 現金を持たない・引き出さないでOK
- 素早くかんたんにお支払いできる
- 利用履歴が一目でわかり管理しやすい
- ポイントが貯まる
- 現金に触れないから衛生的
1.現金を持たない・引き出さないでOK
キャッシュレス生活に切り替えると、カードやスマホがあればわざわざ小銭を持ち歩かずに済み、財布がかさばらず身軽になります。高額のお買い物をする際も、大金を持ち歩く必要がありません。
また、現金を使用する機会が減ることで、ATMで引き出す手間がなくなります。特に、コンビニATMをよく利用する方は手数料を払う必要もなくなり、節約にもつながる点がメリットです。
2.素早くかんたんにお支払いできる
キャッシュレス決済をおこなうと、財布の中身を確認して小銭を探したり、おつりを受け取ったりする動作がなくなり、お支払いがスムーズかつスマートになります。
また、かんたんにお支払いできるのはお店だけにとどまりません。たとえば、交通系ICカードを使用すれば券売機で切符を買う手間がなくなります。自動販売機には、交通系・流通系のICカードやタッチ決済対応のクレジットカード・デビットカード・プリペイドカード、NFC搭載のスマホをかざしたり、QRコードを読み取ったりするだけで決済できるものもあります。
このようにキャッシュレス決済は、お支払いをかんたんにし、お支払いにかかる時間を短縮できる決済方法です。
3.利用履歴が一目でわかり管理しやすい
毎日のお買い物や固定費などのお支払いをキャッシュレス決済にすると、利用履歴がすべてデータ化されてお金の動きが一目でわかるので、支出項目の把握も楽になります。クレジットカードや銀行口座などと連携できる家計簿アプリを利用すると、自動的に履歴を反映して家計簿をつけることもできます。通帳で支出を管理している方も、金融機関で記帳する手間が省け、何に支払ったかすぐに確認できるため便利です。
4.ポイントが貯まる
キャッシュレス決済によっては、利用金額に応じたポイント還元をおこなっているものがあります。大幅な割引やポイント還元率アップなどのキャンペーンが多く実施されているため、定期的に確認しましょう。
貯まったポイントはお買い物に使えるほか、ポイントに応じた商品と交換できるものもあります。また、スマホ決済にクレジットカードを紐付けすると両方のポイントが貯まる場合もあり、お得にキャッシュレス生活が送れます。
5.現金に触れないから衛生的
近年では新型コロナウイルス感染症の影響により、現金の受け渡しをしないで済む非接触でのお支払いを希望する方もいらっしゃるでしょう。
特に、スマホアプリを介するQRコード・バーコード決済や、サインや暗証番号の入力をせずにかざすだけで決済できるものなら、スタッフや端末との接触を大幅に減らすことができて安心です。
キャッシュレス決済にはデメリットや注意点もある?
メリットが多いキャッシュレス決済ですが、便利な一方でデメリットもあります。一般的なデメリットとして挙げられるのは、主に以下の4つです。
- 店舗がキャッシュレス決済に対応しているか確認する必要がある
- 使いすぎてしまう人もいる
- セキュリティ面で不安を感じる
- 災害時に利用できない可能性がある
キャッシュレス決済が利用できる店舗は増えていますが、すべてのお店がキャッシュレス決済に対応しているわけではありません。そのため、キャッシュレス生活に切り替えた場合でも、ある程度の現金は持っておくとよいでしょう。
キャッシュレス決済の代表格であるクレジットカードは、利用額の請求が後からくるので、計画的に利用しないと使いすぎてしまうことも考えられます。プリペイドタイプなら、あらかじめ利用額をチャージしておけば良いので利用額を管理できます。また、クレジットカードやスマホの紛失や盗難、アカウントのなりすまし、のっとりといった被害に遭った場合は身に覚えのない請求をされる可能性もあります。認証強化やロック機能などを上手に活用しながら対策をしましょう。
キャッシュレス決済は電気やインターネットを利用しておこなわれるため、災害時に停電や通信障害が起こると利用できなくなる可能性もあります。利便性の高いキャッシュレス決済ですが、このようなケースにも事前に備えておくと、より快適な使い方ができます。
幅広い層に人気!おすすめのキャッシュレス決済3種類
キャッシュレス決済は種類が多く、初めて利用するときは使いやすいものがよいと考える方もいるのではないでしょうか。ここでは、使いやすいキャッシュレス決済3種類をご紹介します。
- 国際ブランド付きクレジットカード
- スマホによる非接触型(NFC)決済・QRコード・バーコード決済
- 国際ブランド付きプリペイドカード
国際ブランド付きクレジットカード
クレジットカードは、カードブランドや種類によって年会費が無料のものから数万円するものまであります。支払方法は「後払い」で、一括払いや分割払い、リボ払い、ボーナス払いから選択できるため、高額な商品のお買い物でも多くの現金を持ち歩かずに済み、自分のペースでお支払いができます。
また、クレジットカードによっては、国内外の旅行傷害保険やショッピング保険といった付帯保険がついたり、レストランやホテル、映画館などが優待価格で利用できたりするメリットが受けられることもあります。
クレジットカードを利用することにより、航空会社系列などのポイントが貯まることが魅力という方もいるでしょう。
スマホによる非接触型(NFC)決済・QRコード・バーコード決済
QRコード・バーコード決済は、スマホの専用アプリでQRコードやバーコードを使用してお支払いをする決済手段です。また、スマホをかざすだけの非接触型のNFCという技術を利用したかざすだけで決済ができるものもあります。
銀行口座やクレジットカードを連携したり、現金を入金(チャージ)したりすることで、決済することができます。スマホひとつで決済が完結するため、気軽かつ衛生面にも配慮しながらの利用が可能です。
スマホでの決済アプリの中には、離れた場所にいる相手にアプリ内で残高を送れる「送金機能」や家族や友人と割り勘できる「割り勘機能」など独自のサービスを提供しているものもあります。また、ポイント還元などのキャンペーンを利用すれば、よりお得なお買い物が可能です。
国際ブランド付きプリペイドカード
国際ブランドが付いたプリペイドカードは、VisaやMastercard、JCBなどの各加盟店で決済ができます。プリペイドカードなので、事前に入金(チャージ)して利用する「前払い」です。入金した分しか利用できないため、使いすぎる心配がありません。なお、スマホアプリ決済にも、使いすぎを避けることのできる「プリペイドタイプ」があります。
また、クレジットカードのような信用情報や属性情報をもとにした厳しい審査が不要で、年齢制限も「6歳以上」や「12歳以上」といったものから一切制限がないものもあるため、中高校生でも作成できる場合があります。
アプリ上に「バーチャルカード」と呼ばれる仮想カードを発行できるものを選べば、クレジットカードを持ち歩かずに済みます。
メリットいっぱいの「Kyash」で快適なキャッシュレス生活を
KyashはVisaプリペイドカードを発行できるアプリです。誰でもかんたんにVisaプリペイドカードの申し込みができます。国内外1億店以上のVisa加盟店(2022年8月現在)で利用できるだけでなく、利用履歴がリアルタイムで確認できたりグラフで支出が見える化されたりと、日常的なお金の管理と相性のいい機能も揃っています。この項目では、Kyashについてご紹介します。
- Visaブランドだからいろんなお店で使える
- お金の管理はスマホひとつで!
- 割り勘・送金もかんたん
- 現金が必要なときは残高を引き出せる
- 自分の銀行口座へ、振替による出金
Visaブランドだからいろんなお店で使える
KyashはVisa加盟店で使えるVisaプリペイドカードなので、近所のコンビニ・スーパー・ドラッグストアはもちろん、百貨店やオンラインショップなど利用できるお店が多くあります。
Kyashアプリをダウンロードして電話番号やメールアドレスを入力するだけで、スマホの中にバーチャルカードが発行されます。バーチャルカードは、ネットショッピングやスマホアプリ決済にすぐに利用できます。
さらに、物理的なKyashのリアルカードもご請求できます。Kyashリアルカードは、Visa加盟店でのサインレス決済やタッチ決済や海外(オンライン含む)でのお支払いができます。
詳しくはこちらから(参考: 『選べるカードタイプ』)
お金の管理はスマホひとつで!
Kyashは、お支払いもお金の管理もスマホひとつで完結するのが魅力のひとつです。お支払いをするとすぐ利用履歴に反映され、履歴は自動でカテゴリー分けされます。
何にいくら使ったかお金の動きが見えるので支出管理がしやすく、あらかじめチャージした残高の範囲で決済するため、使いすぎも防げます。
アプリへは、クレジットカードや銀行口座のほかデビットカードからも入金(チャージ)ができます。入金方法はすぐに簡単に変更できますので、店頭で入金し即刻決済が可能です。
なお、クレジットカードのポイントを貯めている方も、Kyashアプリへの入金方法をクレジットカードに設定しておけば、入金時のクレジットカード利用のポイントと、スマホ決済時のKyashポイントが付与されるため、ポイントが2回付与されることになります。
割り勘・送金もかんたん
家族や友達、同僚がKyashのアカウントを持っていれば送金機能が利用できます。2022年2月のアップデートにより、クレジットカードやデビットカードから入金(チャージ)した残高についても、リアルタイム&手数料無料で送金機能を利用できるようになりました。
たとえば、飲食店で割り勘をしたいのに1万円札しか持っておらず相手もおつりがない、みんなでお金を出し合ってプレゼントを購入したい、といったシーンでこの機能が役に立つでしょう。
現金が必要なときは残高を引き出せる
急に現金が必要になった場合は、以下の方法でKyashの残高を引き出すことができます。
・セブン銀行ATM
セブン-イレブンや商業施設などに設置されたセブン銀行ATMを利用して、24時間365日受け取り
※本人確認後に入金した残高のみ、引き出すことができます。
自分の銀行口座へ、振替による出金
・Kyashに登録した銀行口座
日本国内の銀行であれば、どの金融機関口座でも出金可能
※本人確認後に入金した残高のみ、出金することができます。
詳しくはこちらから(参考:『残高出金』)
まとめ
キャッシュレス決済は、現金を持ち歩かなくてもスマホやカードのみでお支払いができる決済方法です。キャッシュレスと言っても、各サービスによってそれぞれ利用方法や年齢などの制限、ポイント還元といった特典の内容が異なります。
どのキャッシュレス決済を利用するか悩んでいる方は、誰でもかんたんにスマホの中にVisaプリペイドカードが発行できて、すぐに利用できるKyashがおすすめです。Kyashアプリをダウンロードすると無料で会員登録できますので、ぜひお気軽にご利用ください。