クレジットカード決済はどんな仕組み?メリットや手数料・注意点も

クレジットカード決済はどんな仕組み?メリットや手数料・注意点も

キャッシュレス決済の中でも、クレジットカードは利用者の多い決済手段です。さまざまなお店で使える上に「ポイントが貯まる」「割引・特典が用意されている」など、お得なサービスを受けられる場合もあります。 しかし、メリットだけではなく、基本的な仕組みや注意点についてもしっかりと把握しておきたいと考えている方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、クレジットカードの仕組みやメリット・デメリット、手数料など、基礎知識をまとめて解説します。

目次

クレジットカード決済の仕組み

男性がクレジットカードを決済端末機に差し込み、レジスタッフがその端末機を支えている様子

クレジットカード決済には、カード利用者・加盟店・カード会社が関わっています。クレジットカードを上手に利用するために、まずは仕組みを理解しましょう。ここではまず、クレジットカードとはどういったものか、わかりやすく解説します。

  • クレジットカードとは?
  • カード利用者の利用の流れと仕組み
  • 加盟店・カード会社の仕組み
  • 領収書の発行について

クレジットカードとは?

クレジットカードは、利用代金が後日にまとまって請求される後払いタイプの決済手段です。クレジットカードがあれば、手元に現金がなくてもお買い物ができ、一部の公共料金や税金、社会保険料なども支払えます。

たくさんのカード会社がクレジットカードを発行しており、ブランドやランクの種類もさまざまです。クレジットカードによって、利用できるお店やポイントサービス・特典の内容が異なるため、複数枚持ち使い分けている方もいます。

クレジットカードを発行するには、カード会社が定めた審査を通過する必要があります。また、申し込みの条件として「18歳未満は不可」と年齢条件制限が設けられていることが一般的です。

カード利用者の利用の流れと仕組み

カード利用者はカード会社と契約を結ぶことで、クレジットカードを使えるようになります。会計時は、レジスタッフに「クレジットカード払いで」と伝えて、クレジットカードを端末に差し込んだりかざしたりします(暗証番号の入力または署名が求められることもあります)。オンライン決済する場合は、支払画面でクレジットカード決済を選択し、カード情報を入力します。

商品やサービスを購入した時点では、代金は引き落とされません。カード会社が加盟店に代金を一旦支払い、後日カード会社が定めた日にカード利用者の銀行口座から引き落とされる仕組みです。

加盟店・カード会社の仕組み

お店がクレジットカード決済に対応する(加盟店になる)には、カード会社との契約が必要です。カード決済がおこなわれると、カード会社によって加盟店に代金が支払われます。その際に、カード会社は手数料を差し引いて入金します。

複数のカード会社と直接契約すると、手続きや経理業務が複雑化して運用に手間がかかることがあります。そのため、さまざまなカード会社との一括契約やシステム管理を引き受けてくれる決済代行会社を利用するお店もあります。

いずれの場合も、カード会社がそれぞれの締日をもってカード利用者に利用額を請求する流れです。

領収書の発行について

クレジットカード決済の仕組みとして、加盟店には領収書の発行義務がないことに注意しましょう。現金でのお支払いの際に領収書を発行してもらうケースがありますが、クレジットカード決済時には領収書が発行されない場合もあります。

領収書の発行義務が生じるのは、代金の受け渡しが行われる際です。直接現金のやりとりのないクレジットカード決済の場合、領収書をもらえるかどうかは加盟店の判断次第となります。

クレジットカード決済をするメリットは?

クレジットカードを頬にあてながらうれしそうにパソコンを見ている女性

クレジットカードを使うことで、現金払いにはないメリットを享受できます。お支払いの選択肢が広がるだけでなく、ポイントが貯まったりさまざまな付帯サービスを受けられたりする場合があるからです。ここでは、クレジットカードのメリットを4つ紹介します。

  • 現金を持っていなくても買い物できる
  • ポイントが貯まる
  • 付帯保険や割引が使える
  • 分割払いが可能

現金を持っていなくても買い物できる

クレジットカードを利用すれば、手元に現金がない場合でもお支払いできます。

また、ネットショッピングの際もクレジットカードがあれば、コンビニまでわざわざ支払いに行く必要や、代金引換のように商品到着日に現金を用意する手間もありません。

ポイントが貯まる

クレジットカードには、カード会社独自のポイントシステムが用意されていることがあります。貯めたポイントの活用方法は、お支払い時の使用や商品券・マイルへの交換など、カードによってさまざまです。

ポイント還元率や有効期限、どのようなお店で使用できるかといったルールもカードによって異なるため、どれが自分にとって使い勝手がよいのか、カード会社のWEBサイトなどを確認して見極めましょう。

付帯保険や割引が使える

クレジットカードを発行すると、カード会社に付帯した保険サービスを受けられることがあります。保険内容はクレジットカードによって異なりますが、旅行中の病気・けが・盗難被害の際に使える旅行傷害保険や、購入商品の破損・盗難の際に使えるショッピング保険などが代表例です。

また、特定の店舗で使用できる割引・優待特典が受けられる場合もあります。特典の内容は、商品代金の割引やコンサートの限定チケット販売などさまざまです。

分割払いが可能

クレジットカードは、現金払いではできない「分割払い」や「リボ払い」を選ぶこともできます。

分割払いは代金を複数回に分けて支払う方法、リボ払いは一定金額を毎月支払う方法です。分割払いは3・6・12回など細かく設定されていますが、カード会社によって分割できる回数が異なります。

ほかにもクレジットカードには「ボーナス払い」がありますが、これは夏と冬のボーナス(一般的に6~8月と12~翌1月)のタイミングにまとめて支払う方法です。

クレジットカード決済でかかる手数料とは

2枚のクレジットカードと計算機、そして計算機を打とうとしている手の画像

クレジットカードに関わる手数料には、カード利用者にかかる手数料と加盟店にかかる手数料の2種類があります。同じ手数料でも仕組みがまったく異なるため、それぞれについて理解を深めましょう。

  • カード利用者にかかる手数料
  • 加盟店にかかる手数料

カード利用者にかかる手数料

カード利用者にかかる手数料とは、分割払いやリボ払いによって生じる手数料のことです。一括払いを選ぶ場合、手数料は発生しません。また、分割払いであっても、支払回数が2回までであれば手数料がかからないことが多いでしょう。

いくら手数料を払うかはカードや支払方法、回数によって異なります。

加盟店にかかる手数料

加盟店は決済手数料として、決済金額の数%をカード会社へ支払います。決済手数料はカード会社や加盟店の業種、売上規模などによって異なるため、各社一律ではありません。

決済代行会社を挟む場合は、その会社に決済手数料を支払います。

クレジットカード決済にはデメリットや注意点も多い?

若い女性が複数のショッピングバッグに囲まれながら床に座り、楽しそうにネットショッピングをしている様子

クレジットカード決済にはメリットが多く、非常に便利です。しかし、デメリットや注意点もあります。それらを理解した上で利用しなければ、使いすぎや多額の請求に悩んでしまうことにもなりかねません。ここでは、クレジットカードを利用する際に気を付けたほうがよいポイントを4つ紹介します。

  • 分割・リボ払いは手数料がかかる
  • お支払いの遅延は信用情報に影響することも
  • つい使いすぎてしまう人も多い
  • 不正利用の心配がある

分割・リボ払いは手数料がかかる

3回以上の分割払いを選択する場合やリボ払いを選択する場合には、手数料が発生します。1回あたりのお支払いの負担を軽減できる一方で、支払回数が増えるほど総支払額は高くなることが大きなデメリットです。

分割払いやリボ払いを選択する際は、実際の代金よりもお支払いの負担が増えることを理解した上で、計画的に利用しましょう。

お支払いの遅延は信用情報に影響することも

クレジットカードの引き落とし日に銀行口座の残高が足りない場合、お支払いに遅延が生じます。遅延が起こると、クレジットカードの利用を一時停止される可能性が高くなるため注意が必要です。繰り返し遅延・滞納が発生すると、クレジットカードが一時的に使えなくなるだけではなく、利用限度額が引き下げられる可能性もあります。

ローンが組めない、割賦契約が組めないなど、さまざまなシーンに支障が出ます。

つい使いすぎてしまう人も多い

クレジットカード決済では会計時に現金を使わないため、現金で支払うよりも出費の感覚が薄れることがあります。後日、請求金額を見て「予想以上に使ってしまった」と後悔する方もいます。

使いすぎを防ぐためには、定期的に利用額を確認することが大切です。多くのクレジットカードでは、WEBサイトやアプリから利用明細を確認できるため、定期的に出費状況を把握するようにしましょう。

不正利用の心配がある

クレジットカードの利用限度額は数十~数百万円と幅があるため、紛失・盗難などによって不正利用に遭った場合、被害が高額になるおそれがあります。不正利用を防ぐには、普段から肌身離さず持ち歩くことや、持ち歩くカード枚数を減らすなどの対策が必要です。

また、不正利用はカードの紛失・盗難だけでなく、カード情報の漏洩・流出、カード番号を割り出すクレジットマスターといった詐欺によって起こる可能性もあります。不正利用が疑われる場合は、速やかにカードの利用停止手続きをしましょう。

クレジットカード決済が不安なら「Kyash」を選ぼう

うれしそうにスマホを操作している男性

Kyashは、安心・便利・快適なキャッシュレス決済手段です。Kyashアプリにメールアドレスや携帯電話番号を登録するだけで、クレジットカード感覚で使えるVisaプリペイドカードが発行できます。ここでは、Kyashが安心して使える理由を詳しく見ていきましょう。

  • 必要な金額だけを入金!使いすぎの心配なし
  • 安心して使える仕組みが満載

必要な金額だけを入金!使いすぎの心配なし

Kyashは必要な金額だけを事前に入金(チャージ)して使うプリペイドタイプのカードです。あらかじめ自分で決めた金額の範囲内でお支払いするため、クレジットカードのように知らず知らずのうちに使いすぎてしまう心配はありません。

Kyashへの入金方法は、銀行口座やセブン銀行ATM、ネットバンキング、クレジットカード、デビットカード、提携サービスの売上金など選択肢が豊富です。自分のライフスタイルに合わせて、最適な入金方法を選べます。

安心して使える仕組みが満載

Kyashアプリで「カード設定」ができ、自分で決済限度額を設定できます。使用しないときはオンライン決済・海外実店舗決済のボタンをOFFにしておくと、不正利用を防止できて安心です。

また、カードロックもワンタッチで設定できるため、万が一、紛失・盗難が起きた場合にも、スマホひとつで一時的に利用停止の対処ができます。安心して使える機能が充実したKyashで、思う存分キャッシュレス生活を楽しみませんか。

まとめ

クレジットカードは、現金不要でお買い物ができる便利な決済手段です。ただし、使いすぎの問題や不正利用のリスクなど、注意したほうがよい点もあります。また、領収書の発行や分割払いによる手数料など、現金払いとの違いを理解した上で利用することが大切です。

KyashのVisaプリペイドカードであれば、事前に必要な分だけ入金するため、使いすぎの心配がありません。また、利用範囲の設定機能やカードロック機能など、安心して使える仕組みが整っています。クレジットカードの利用に不安がある方や、気軽に安心してキャッシュレス決済を始めたい方は、ぜひKyashをお試しください。

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