家族カードとは?どんなメリットがある?注意点や選び方も解説

家族カードとは?どんなメリットがある?注意点や選び方も解説

クレジットカードには、本会員(契約者)に対して発行されるものの他に家族に対して発行される「家族カード」があります。「家族カードに興味があるけど、発行の条件やメリット・デメリットをしっかりと理解したい」と考えている方もいるのではないでしょうか。 そこでこの記事では、家族カードとはどういったものなのか基本を解説した上で、メリットやデメリット、おすすめの選び方なども紹介します。家族カードについて知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

家族カードの基本

夫婦がスマホと家族カード、開封された薄い段ボール箱を持ち、笑顔でこちらを向いている様子

家族カードは、クレジットカードの本会員と生計を共にする家族が持てるクレジットカードです。家族カードを作る前に、ここではまず家族カードの概要やカード発行の流れを確認しましょう。

  • 家族カードとは?
  • 家族カードの作り方

家族カードとは?

家族カードとは安定した収入がある方がクレジットカードの本会員となり、その家族が追加で発行できるクレジットカードのことです。

利用者本人が名義人となりますが、一般的に収入面で不利になってしまう専業主婦やパート、フリーターの方でも本会員の信用によりカードを発行できます。

本会員と変わらないサービスを受けられることが多いですが、一部利用制限があるカードもあるため注意しましょう。

家族カードの作り方

家族カードの発行方法には「新規クレジットカードと同時に申し込み」と「既存のクレジットカードに追加する」の2パターンがあります。

【新規クレジットカードと同時に申し込み】

  1. 店頭・WEBサイト・郵送などで、新規クレジットカード申し込み時に家族カードを一緒に申し込む(本会員のほか、名義人となる家族の情報を申請)
  2. 新規クレジットカードと一緒に家族カードを受け取る

【既存のクレジットカードに追加する】

  1. すでに持っているクレジットカード会社の店頭・WEBサイト・郵送などで家族カードの発行手続きをする
  2. 自宅に家族カードが届く

一般的には上記のような流れになりますが、申し込みをするカードにより手続きが異なる場合や発行枚数に制限がかかることもあります。

【家族カード】5つのメリット

「MERIT」とアルファベットで一文字ずつ書かれた積み木が横に並んでいる画像

家族カードは、本会員と同様にクレジットカードの利用ができるだけでなく、年会費がお得になるなどのメリットもあります。この項目では、家族カードのメリットを5つ見ていきましょう。

  1. 年会費がお得になる
  2. 家族会員も付帯特典を受けられる
  3. みんなでポイントをためられる
  4. 利用履歴がひとつにまとまり家計管理しやすい
  5. 子どものひとり暮らしや海外留学にも活躍する

1.年会費がお得になる

クレジットカード会社によって異なりますが、家族カードの年会費は本会員と比べて安かったり無料になったりすることがあります。

本会員がプラチナやゴールドといったランクのカードを持っている場合は、発行される家族カードの年会費が無料になるなど、さらにお得な場合もあります。

2.家族会員も付帯特典を受けられる

家族カードは、年会費が安くなるなどお得であることに加えて、本会員のクレジットカードと同等のサービスが受けられるものが多くあります。

国内・海外問わず旅行中のお買い物での購入品の破損・盗難に適用される「ショッピング保険」や、特にランクの高いプラチナなどのカードとなると、国内・海外旅行傷害保険や空港ラウンジサービスといった特典を受けられることもあります。

3.みんなでポイントをためられる

家族カードでは、本会員のクレジットカードと同様にポイントを貯められることがあります。ほとんどが、家族カードの利用金額に応じて、本会員のクレジットカードにポイントが加算される仕組みです。

一人でポイントを貯めるより、家族会員みんなで利用したほうが効率よくポイントを貯められます。なお、貯まったポイントの使い道は、景品交換やキャッシュバック、カード利用料金のお支払いに充てるなど、クレジットカードによってさまざまです。

4.利用履歴がひとつにまとまり家計管理しやすい

家族カードの引き落とし日や引き落とし口座は、本会員のクレジットカードと同じであることが多く、請求も一括でおこなわれるため、お支払いがひとつにまとまりお金の管理もかんたんになります。

また、利用明細も一本化されるのですべての利用履歴が確認できます。請求金額の明細には、本会員が利用した金額と家族会員が利用した金額がわかるように分けて記載されるものや印がついている場合があります。家族の毎月の出費を見直せて、家計管理などにもつなげやすいでしょう。

5.子どものひとり暮らしや海外留学にも活躍する

遠方の大学に入学するなど、ひとり暮らしをする子どもにも家族カードを持たせることができます。仕送りの代わりに家族カードを渡しておけば、振込の手間やそれに伴う手数料の削減が可能です。また、利用明細が確認できることも親にとっては安心なポイントでしょう。

また、海外留学・旅行の際にも家族カードは役立ちます。キャッシュレス化が進んでいる国では、現金以外の決済手段を持っていないと不便に感じることもあります。また、病気やけがなどのトラブルが起きた際には、海外傷害保険が適用される場合もあるため、家族カードを持たせておくと安心です。

【家族カード】デメリットや注意

黄色い背景に「Demerit」と赤字で書かれた吹き出しと赤鉛筆が並んでいる画像

家族カードにはさまざまなメリットがある一方で、カード会社によっては銀行口座が分けられない、家族会員の年齢によってはカードが作れない、などのデメリットもあります。家族カードを作る前に、家族カード特有のデメリットや注意点を確認しておきましょう。

  • 利用限度額に注意
  • 利用明細がすべて共有される
  • 引き落とし口座を分けられない
  • 年齢条件がある

利用限度額に注意

家族カードは、本会員のクレジットカード利用限度額が共有されます。利用限度額が30万円だとすると、本会員と家族会員それぞれが30万円使えるわけではなく、本会員とその家族会員全員で合計30万円まで利用できることになります。

たとえば、本会員が20万円使用した場合、家族カードで使えるのは残りの10万円です。支払日に引き落としがおこなわれるまでリセットされないため、注意が必要です。

利用明細がすべて共有される

利用明細は本会員と共有され、家族会員が何に利用したのかがすべて記載されます。家計管理がしやすい一方で、家族に内緒のお買い物はできません。何にいくら使ったのかを知られたくない場合は、家族カードとは別のクレジットカードを作る必要があります。

また、一部のクレジットカード会社では、本会員とは別に家族カードのみの利用明細をWEBサイトやアプリから確認できるサービスもあるようです。

引き落とし口座を分けられない

本会員のクレジットカードと家族カードの利用料金は、基本的に同一の銀行口座から引き落とされます。家族カードの利用分を各自で支払いたい場合は、家族会員がそれぞれの利用額を本会員の引き落とし口座に振り込む、または手渡しするなどの工夫が必要です。

クレジットカードによっては、引き落とし口座を分けられるものもあります。

年齢条件がある

家族カードの対象者は本会員と生計を共にする配偶者や子どもですが、原則「高校生を除く18歳以上の子どもから」という年齢条件があります。海外留学などの理由があれば、年齢条件が緩和され、高校生でも申し込めるケースもあるようです。

ただし、本会員が学生の場合は家族カードを申し込めないことがあります。クレジットカード会社によって異なるため、WEBサイトや問い合わせ窓口などでよく確認しましょう。

【家族カード】おすすめの選び方

窓際のテーブルに座り笑顔でパソコンを見ている女性と男性

ここでは家族カードの利用を前提にクレジットカードを作る場合の、おすすめの選び方を紹介します。

  • ポイント還元率の高いカードを選ぶ
  • 年会費と特典のバランスを確認する
  • 何枚まで発行できるか確認する

ポイント還元率の高いカードを選ぶ

クレジットカードには決済金額に対してポイント還元を受けられるものがあります。

還元率はクレジットカードによってさまざまですが、高還元率といわれるクレジットカードには1〜5%程度のものもあり、高還元率のクレジットカードを選んで家族みんなで利用することで、効率的にポイントを貯めることもできます。

年会費と特典のバランスを確認する

「年会費が無料(または安い)」という理由だけで、カードを選ぶのはおすすめできません。年会費だけでなく、付帯されているサービスや会員特典が充実しているかどうかも確認し、年会費と特典のバランスを見ることが大切です。

年会費は、本会員と家族カードで異なる場合や本会員のみ有料の場合、または家族カードのみ1年間無料になったりと、クレジットカード会社によって異なります。本会員と家族カードそれぞれの年会費を把握した上で、会員特典や付帯サービスが年会費に見合っているのか、自分や家族が使いたいサービスがあるのかなどをよく確認しましょう。

何枚まで発行できるか確認する

クレジットカード会社やカードのランクによって、家族カードが発行できる枚数も異なります。家族カードが何枚必要なのか確認して、人数分作れるものを選びましょう。

また、入会時に同時発行できる枚数も異なります。窓口では1~4枚まで、WEBサイトからの入会では配偶者のみの場合や最大3枚までなど、タイミングや申し込み方法によって異なる場合もあるため確認が必要です。

家族のお支払いや家計管理には「Kyash」も便利!

夫婦がソファーに並んで座り、2人でスマホを見ている様子

Kyashなら、街のお店やネットショッピングでも利用できるKyash Visaカードがかんたんに発行され、アプリから家族のお金の管理も可能です。事前に入金(チャージ)するプリペイドカードなので、使いすぎる心配もありません。ここでは、家族で使えるKyashの魅力をさらに詳しく紹介します。

  • 学生でも作れる
  • 家族で使える共有口座を無料で開設
  • 使いすぎを防げて安心
  • アプリからのお買い物でさらにお得!

学生でも作れる

Kyashは、アプリを無料でダウンロードして、メールアドレスや携帯電話番号を入力するだけで学生・未成年でも申し込めます。オンライン決済やQUICPayTM(クイックペイ)決済に使えるバーチャルカード「Kyash Crad Virtual」がすぐにスマホに発行されるため、銀行口座やATM、コンビニなどで入金(チャージ)すればそのまま利用できます。

プラスチック製のカード「Kyash Crad 」や「Kyash Crad Lite」は、街のVisa加盟店でも利用可能です。この2種類は、Kyashの会員登録後にアプリからかんたんに申し込めます。

​​詳しくはこちらから(参考: 『選べるカードタイプ』) 

家族で使える共有口座を無料で開設

Kyashのユーザー同士なら、家族で使える共有口座を無料で開設できます(本人確認は必要です)。書類や印鑑、銀行での手続きなどは必要ありません。共有口座があれば、家族の支出管理がかんたんになるでしょう。

Kyashアプリに利用履歴が残るため、いつ・どこで・誰がいくら使ったかもひと目でわかります。家族のお金をスマホひとつで管理できるのが魅力です。

また、共有口座への入金(振替)にも手数料はかかりません。離れて暮らす家族への送金も気兼ねなくおこなえます。

詳しくはこちらから(参考: 『大切なひとと、支出や残高を共有しよう。Kyashの共有口座』) 

使いすぎを防げて安心

プリペイドカードは後払いタイプのクレジットカードと違い、必要な金額だけを事前に入金(チャージ)して利用します。自分で決めた金額の範囲内でのお支払いになるため、「知らず知らずのうちに使いすぎてしまった」ということを防ぐことができます。

Kyashアプリの「カード設定」機能では、利用限度額を自分で設定できます。1回あたりの利用限度額は1,000円単位、1ヶ月あたりなら1万円単位と細かく設定できるため、あらかじめ予算を決めておけば計画的な利用が可能です。

アプリからのお買い物でさらにお得!

Kyash Visaカードは決済額に応じてポイント還元がされますが、Kyashのアプリ経由でお買い物すると追加でポイントが還元され、さらにお得にお買い物ができます。アプリ内の「お買い物」タブからお店を選択し、決済画面でKyash のカードの情報を入力するだけで、利用方法もかんたんです。

さまざまなお店のラインアップがあり、生活必需品からおしゃれや趣味に関するものまで幅広くお買い物を楽しめます。

​​詳しくはこちらから(参考: 『いつものお店で、もっとお得にお買い物Kyashリワード)』) 

まとめ

家族カードは、本会員と生計を共にしている配偶者や子どもが持てるクレジットカードです。本会員と同様のサービスを受けられる、利用履歴が一本化されて管理しやすいなど、さまざまなメリットがあります。一方で年齢条件があるため、誰でも作れるわけではありません。

プリペイドカードのKyash Visaカードなら、誰でも申し込めて、アプリから家族のお金の管理もできます。家計管理をかんたんにしたい方は、ぜひKyashをお試しください。

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